F1のPUでランキングを付けたらどうなるかPart3

F1は先日のハンガリーで夏休みに入りましたね。

 

ガスリーのトロロッソ降格、アルボンのレッドブル昇格の報せが夏休みの最中に出るとは思いませんでしたが…。

 

さて、それは一旦置いて起きまして。

 

表題のとおりこれまでやってきた奴の続きです。

 

前回からイギリス、ドイツ、ハンガリーの得点を各PUメーカーで比較してみました。

 

以下参照。

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F1_PU_Ranking2018&19_ ver3

各メーカーごとの動きは...

 

メルセデス

イギリスではワークスが今季7回目の1-2を達成し、44pts確保するもカスタマーは0ptに終わる。

荒れたドイツではワークスが混乱しハミルトンの2ptsに留まるも、レーシングポイントのストロールが気を吐き4位12ptsを持ち帰る。ウィリアムズもクビサが1ptで計15pts。しかし、これは今季ワースト。

ハンガリーではハミルトンの優勝があったものの、ボッタスは序盤に後退し8位4ptsに終わり、カスタマーは最上位がペレスで惜しくも届かず11位の為、再びワークスのみのポイントの獲得となってしまった。

 

昨年もワーストだったオーストリアを終え、イギリスではワークス1-2を達成したものの、ドイツで歯車が狂ったかハンガリーでも低得点となってしまった。ただし、前半のリードが余りにも大きく1位の座は揺るがない。

 

フェラーリ

イギリスではベッテルが自爆したものの、ルクレールが3位に。カスタマーではライコネンが8位となったがハースが同士討ちでポイントを失う。メーカーとしてはルクレールがリタイアしたモナコ以来のワースト得点。

ドイツは初優勝のチャンスもあったルクレールが今度は自滅。ベッテルは2位となり、前戦Wリタイアのハースが7-8位で10ptsを持ち帰る。

久々にワークス2台が入賞圏内に入ったハンガリーだが、またもカスタマーで入賞したのはライコネンのみ。それでもハンガリーでは4メーカー中最多の得点だった。

 

モナコ以外で平均30ptsをキープしていたがイギリスで再び失速。最大の問題はワークスが片方入賞圏外に落ちることがしばしばあることとハースの成績が不安定といったところ。

 

・ホンダ

フェルスタッペンがベッテルにぶつけられたイギリスはそれでもダメージを最小限にとどめ、ガスリー4位、フェルスタッペン5位、クビアト9位と3台を入賞圏内に送り込むことが出来た。

ホンダPU1-3を達成したドイツではアルボンも途中まで上位走行し6位となり、恐らく第4期で最多得点の49ptsを獲得。…ガスリーがリタイアしなければ50pts超えもできたのに。

激しい首位争いで沸いたハンガリーでも2-6-10位とこのレースでも3台を入賞圏内に留めることが出来た。

 

正直言ってフェルスタッペンの得点が大きいのは事実だが、同時にここ3レースで必ず3台入賞圏内に残しているのは4台体制のメーカーとしては素晴らしい。また、ハンガリーGPの時点で今季5度目のFLを記録し、FLをマークしたメーカーとしてはメルセデスの4回を抜きトップに立った。

 

ルノー

イギリスではワークスがW入賞し、マクラーレンサインツが6位。15ptsを確保した。これは今季ベストの記録。

ドイツはルノーワークスとして、また自身初の表彰台のチャンスもあったヒュルケンベルグが自滅したほか、ノリスもストップ。リカルドに至っては近年珍しい白煙を上げてのストップと散々だったが、サインツが生き残り5位を奪取した。

ハンガリーでもサインツは5位に入り、ノリスも復活しポイント獲得。復調のマクラーレンに対しワークスは厳しく0ptに終わった。

 

スペインまで1桁得点しか出来なかったことに比べればだいぶ復調してきたルノー勢だが、マクラーレンの頑張り(特にこの3戦ではサインツの力)がすべてといったところ。

 

…と、以上ザックリとここ3戦の動きをPUごとに見てみました。

 

驚きなのが

メルセデスの今季ワースト=ルノーの今季ベスト」

ということでしょうか。

 

さて後半戦はどうなるでしょうか。

 

いい加減、フェラーリに勝ってほしいですね。

 

では、また。