【F1】総得点の多い”非優勝”者 Ver.2023

コミケぶりのお久しぶりです。

この場でも改めて、ご来場された皆様ありがとうございました。

 

さて、過去のF1速報だとかオートスポーツの記事などをふと見ているときに、2004年の記事だったかと思いますがこういった内容を見つけまして。

 

「総得点の多い”非優勝”者データ」

 

当時はB・A・Rホンダが躍進し、ジェンソン・バトンが優勝こそないものの表彰台を量産。気が付けば「未勝利最多得点」ドライバーとなっていました。

 

そんなバトンも2006年には初勝利、2009年にはチャンピオンも獲り、晴れてこのランキングから卒業したのですが。

 

それを2023年にやったらどうなるか、という内容です。

 

早速ですが、TOP17(中途半端ですみません)はこちら

 

F1未勝利最多得点ドライバーランキング

このランキング、まずはポイント制度が何度か変更されているので、最近のドライバーが上位を占めやすい傾向にあることは否めない。若干不平等なところがあるのはご容赦いただきたい。

 

※ちなみに現役ドライバーについては2023年第12戦までのデータとなります。

 

さて、第1位に輝いた(?)のは、今季ハースから復帰を果たしたニコ・ヒュルケンベルグ

 

530点を稼いでいるのだが何がすごいって、他の面々が表彰台獲得経験はあるが勝ちきれずに……、という一方、表彰台にも届いていないのだ。

 

出走回数も現状未勝利ドライバー中2位の195回出走で、来季のシートを獲得できればアンドレア・デ・チェザリスの208回出走を上回ることも可能だ。

 

第2位にはランド・ノリスがつけている。2021年ロシアGPでは雨に翻弄されるまで初優勝が見えていたが、気付けば488点獲得し、ヒュルケンベルグを猛追している状況。

 

第3位にはロマン・グロージャンが入り391点。ロータス在籍時に表彰台を多く獲得しつつも勝ちきれなかった印象が強く、2004年のジェンソン・バトンのようでもあります。

 

第4位にはランス・ストロールが341点で入ります。第5位にはなんと、新ポイント規定(1-10位まで入賞)以前のニック・ハイドフェルドが259点で入ります。

 

ちなみに、ハイドフェルドが主に得点していた時代(1-8位まで入賞)以前の、6位まで入賞の時代の最多得点ドライバーは第12位のマーティン・ブランドルで98点。

 

日本人の最多は小林可夢偉の125点(第9位)となっています。

 

……ニコ・ヒュルケンベルグのこの記録はすごいですが、追い上げるノリスも果たしてどうなるか。いや、勝ち上がってこの記録から卒業してもらったほうがいいと思う気もするのです。