日本人F1ドライバーの使用ナンバーまとめ

何か月ぶりのお久しぶりで。

 

さて今回は「日本人F1ドライバーの使用ナンバー」について調べた。

(以下敬称略となります)

 

現在ではパーソナルナンバー制となっているが、日本人が参戦している期間でチームごとの固定ナンバーやランキングに応じたナンバーの時代があったので意外にも多くのナンバーを使用している。

 

 

◆まずはこれまでの使用ナンバー一覧

 

早速ですが、1976年の鮒子田寛のマキF1での挑戦から、今年の角田裕毅の参戦までに日本人が使用したナンバーをまとめてみたのが以下となる。

 

 

今回はグランプリの公式セッションに参加したものを抜粋(予備予選やフリー走行~決勝)したため、公式テストやヤングドライバーテストは含めていない。

 

◆日本人F1ドライバーが最も使用しているナンバーとは?

 

過去日本人F1ドライバーが最も使用しているナンバーは「10」で計4人。

 

これは鈴木亜久里がフットワーク時代に、井上隆智穂アロウズ時代に、佐藤琢磨がジョーダンとBAR時代に、小林可夢偉トヨタケータハム時代に使用したものだ。

 

偶然か、日本人で表彰台登壇経験のある3名全員がこのナンバーを使用している、少し縁起のいいナンバー、…と言いたいところだが。

 

現実には亜久里はチーム体制に恵まれない時期を味わい、可夢偉は弱小ケータハムでチームに振り回され、隆智穂はオフィシャルカーやセーフティーカーに追突されるなど散々な面も持ち合わせている。

 

◆角田の使用している「22」

 

さて、2022年に唯一F1に参戦しているドライバーである角田祐毅のナンバー「22」はというと、次点の3人が使用した。

 

角田のほかには中野信治ミナルディ在籍時)と佐藤琢磨スーパーアグリ在籍時)に使用したナンバーだ。

 

こちらも何の偶然かSRS-F(鈴鹿サーキットレーシングスクール。現、ホンダレーシングスクール鈴鹿)の出身または講師でF1フル参戦経験を持つドライバーの3人が固まっている。

 

ちなみに、当初角田が使用したかった「11」は、中嶋悟がF1デビュー時にロータスで使用したナンバーでもあった。

 

◆最小値は「2」、最大値は「52」

 

さて、日本人がF1で使用したナンバーは全部で29あるのだが、その最小値と最大値は何だろうか。

 

最小値は88年にロータス在籍時に中嶋悟が使用した「2」である。

 

これは、87年にチャンピオンを獲得したネルソン・ピケがチームに加入しチャンピオンナンバー「1」をロータスに持ち込んだ為、チームメイトの中嶋悟も連番となる「2」を使用した為だ。

 

最大値はF1インジャパンで星野一義が使用した「52」である。

 

このレースではスポット参戦の日本系チームに50番台のナンバーが割り振られ、長谷見昌弘は同年に「51」を使用しており、「54」はマキF1が使用した。

 

◆さいごに

こうやって一覧にしてみると見えてくるものがあるかと。

 

中嶋一貴は他の日本人F1ドライバーとあまり被らないナンバーを使っているとか。

 

また何か思いついたら何か書くと思いますので何卒何卒。