松下選手にはこのカテゴリーで戦ってほしい≫
註:敬称略で御座います。
今シーズン、FIA F2には3人の日本人が戦っていましたが、
MPモータースポーツより参戦していた松下信治選手がロシアラウンドを前にチームを離脱することになってしまいました。
詳しい事情は専門サイト等を確認してもらうとして、
来シーズンに関してはまだ白紙ということであるのだが、ネット上では様々な選択肢を希望する声が上がっている。
その中で私が希望しているのは
・フォーミュラEにフル参戦
である。
というのも、いくつか理由がある
理由1≫
・フォーミュラEサイドが日本人参戦を期待している
フォーミュラEは6シーズンを終えたが日本人のフル参戦は実現していない。
しかし、フォーミュラEの代表は日本での市場拡大のためにも日本人を起用したいことを明らかにしている。
理由2≫
・ホンダの先遣隊としての参戦の可能性?
先ほどの参考記事のタイトルは「ホンダ、フォーミュラE参戦に関心も「F1での成功が最優先事項」」である。
日産が参戦する少し前、ホンダにも同様に参戦の噂があり、実際に計画自体は考えられていたようだ。
しかしながら、F1で結果を出すことを最優先として計画は見送りになった。
また、そもそも松下はホンダ育成から離れている。
……が、これは完全に希望的観測だが、ホンダは将来的な参戦を見据えて何かしらの繋がりを持つことを考え、かつ松下とのパイプがまだ残っているなら、先遣隊として参戦させる後押しもあるのでは?
と、思ったりするわけです。
理由3≫
・欧州での評価と戦友の活躍
松下は2020年にF2に参戦する際、MPモータースポーツからのオファーで参戦している。
>昨年末にMPモータースポーツをはじめ3チームからいいオファーをいただいていました。
これまでの実績が評価されている証拠だ。
そして、その実績を生んだ戦地GP2やF2で戦っていたドライバーがフォーミュラEに参戦している。
フォーミュラEシーズン6でランキング2位に付けたストフェル・バンドーンはART時代にチームメイト。セルジオ・セッテ・カマラやニック・デ・フリースも松下とは2019年にF2で戦ったドライバーである。
理由3について何がいいたいかというと、インディーカーや日本復帰をするよりも、これまで作り上げた実績を活かすことが出来ると考えているということだ。
さいごに≫
現在、一番フォーミュラEのレギュラーシートに近い日本人は日産・E.damsのリザーブドライバーを務める高星明誠だが、直近の実績では松下の方が上だ。
また、環境に関しても松下の方が整えやすいのではないだろうか?
……正直、インディーカーの佐藤琢磨の後継者は必要かと思いますが、松下選手にはなんとなく欧州で活躍を続けてほしいと思ってしまう。
今回はそんな戯言でしたー。