ミック・シューマッハ、FDA正式加入へ(と今後を考えてみる)
どーも。鏡です。
ミック・シューマッハがついにFDA(Ferrari Driver Academy)に加入となりました。
これで、今シーズンのF2の活躍次第では前例のルクレールのように20年にはF1デビューも!という期待も掛かりますね。
と、そこで。
前回「F3初年度に優勝できない大したドライバー」ではないと、某掲示板にて烙印を押されたミックがF1デビューできるかどうか
偉大なる父親「ミハエル・シューマッハ」と
叔父に当たる「ラルフ・シューマッハ」
の経歴と比較して、考えてみようと思います。
(註:あくまで個人の感想です。感じ方には個人差があります)
1.ジュニアフォーミュラ
ミハエルは19歳でフォーミュラ・ケーニッヒとフォーミュラ・フォードに参戦し、その実力を認められます。
ラルフは…、恐らく17歳辺りからフォーミュラ・BMWジュニアやフォーミュラ・フォードで頭角を現したようです。
ミックは16歳でF4参戦を開始、2年目で10勝を挙げました。
2.F3
ミハエルは20歳でデビュー。初年度に2勝で3位になり、翌年は5勝を挙げチャンピオン。さらにマカオも最大のライバルハッキネンを破り制します。
ラルフは19歳でデビュー。初年度1勝、3位。翌年は4勝挙げるもフォンタナに敗れランキング2位でした。しかし、マカオは制覇し、初の兄弟マカオ勝者となります。
ミックは18歳でデビュー。初年度は最高位3位1回でランキングも12位と偉大な兄弟と比べると初年度成績は見劣りしてしまいます。
ですが翌年は、特に後半戦から怒涛の追い上げで8勝でタイトル獲得を成し遂げます。が、マカオではライバルのティクトゥムに敗れ5位でした。
3.その後
ミハエルはF3タイトル獲得前の90年から、メルセデスの育成としてスポーツカー世界選手権を戦っており引き続き参戦。その一方でDTMや全日本F3000などにもスポット参戦。そしてF1へとデビューする。
ラルフは兄の勧めで日本へ渡りフォーミュラニッポンと全日本GT選手権にエントリー。フォーミュラニッポン初代王者、GTではランキング2位となり、翌年F1に向かう。
ミックはF3での所属チーム「プレマパワー」のF2チームへステップアップ。FDA加入し、今年の結果やいかに。
と、ジュニアフォーミュラからF1直前まではこんな感じです。
ミハエルはその間4年以内(F1途中参戦のため)
ラルフは5年。ミックも今年で5年目になります。
つまり、父ミハエルや叔父ラルフと同等のスピードでF1に行くなら今年結果を出す必要があるということになると思います。
今年F2タイトルを獲れれば20年のF1行きはかなり高いのではないでしょうか?(当然か
FDAのバックアップもあるのでシートはザウバーを用意される可能性が高いでしょうか。
私の理想はザウバー2年目のライコネンとミックのコンビは見てみたいですね。
ミハエルがフェラーリの後継に指名したライコネンが、ミックと組む。ドラマチックじゃないですか?(ジョビナッツィファンにはすみません 汗)
ですが、偉大な親を持つと子は苦労するものです。過度なプレッシャーにならないように応援したいですね。